会話の仕方学びの場

心のかよう話し方

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会話を楽しむためのステップ 7〜10


7 ことばのモンタージュ

8 気持のいい会話

9 安心感を与える会話

10 心の扉を開ける

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ことばのモンタージュ
「君の話は味わいがあるけどヘタだね」という言い方と「君の話はヘタだけど味わいがあるね」という言い方を比べてみて下さい。
同じことを言っているのですが、言われた方の受け止め方はぜんぜん違ってきます。
初めにマイナスの言葉を言っておいて終りにプラスの言葉で締めたほうが、相手を傷つけません。 「後よし」と憶えてください。
私たちは日常なにげなく会話をしていますが、言葉のもって行きかたのミスで結構失敗をしているかも知れません。こうしたことば(話)の配列をことばのモンタージュとネーミングしてみました。

このことばのモンタージュは、営業の人たちには非常に大切ですね。成績という結果に左右しますから。
以前コメディアンの松本人志が、若手のコメディを聞いていて「どうしてそこから話すの」と言っていたとの記事を読んだことがあるのですが、笑いをとるにもこのことばのモンタージュがいかに大切かということがわかります。

特に人を説得するとき、この手法は欠かせません。
人の行動や心の動きかたは、一見それぞれバラバラのように見えますが、 非常に共通したパターンを持っているそうです。ですから人に行動を起させたり、心を動かしたりするには、そのパターンにのっとって話す必要があります。ヘタな鉄砲数打ちゃ当たる式は止めたいですね。

説得の場合、まず初めにそれを行ったときの素晴らしい状況とか、喜び利益などを語り、聞き手の欲望に火をつける話し方が有効のようです
お願い式や説明だけでは人は動きません。
話のモンタージュは話術の分野に入る奥の深い領域です。私たちもただの会話から一歩すすめてことばのモンタージュを駆使した話し方を身につけたいですね。

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気持のいい会話
会話の場は感情が支配しています。より強い感情がその場を支配します。同じ人との会話でも、昨日と今日では様子が違うということはよくあります。
会話をするということは、相手の人の感情を受け入れることでもあるのです。感情だけではありません。相手の人柄やら、その時の思いなども自分に入ってきます。
楽しくてあたたかい人柄の人との会話はいいのですが、怒りの人とか、人を見下す人とかの会話は、疲れと不快感を残します。

どんな会話がいいのでしょうか。相手によっても違うのでしょう。ごく親しい人には感情をあらわに表現してもいいのでしょうが、その場の人たちとの間柄を考慮しながら表現の程度を考えるべきですね。
会話をしていて気持いいのは、やはり素直な人との会話です。
口と心の一致した会話が一番快い感じがします。ありのままそのままを語れる人, そういう人と会話をしているとこちらも無理がなくなります。

人は出会いがとても大切です。自分を導いてくれるのも、また高めてくれるのも人との出会いです。
友達は多ければいいというものでもありません。 本心で語り合える人がひとりいればそれだけでも充分幸せです。すなおに自分を語る人と会話をしていますと、こちらもやがてすなおに本心が語れるようになります。
自分の本当の気持や思いを語るととても心地いいものです。
人間関係で疲れるのは、すなおに自分を表現できないからです。人と人の心が無理なく交流したとき、自然な悦びにつつまれます。
口と心の一致した人、自分を高めてくれる人、そういう出会いを大切にしたいものです。

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安心感を与える会話
人は会話を通して交流し、その会話によっていろいろと影響を受けます。
その人の人間性や心の姿勢は会話を通して現われてきます。ですから人は会話や話し方を通して様々に相手を判断し、自分との関わり方を決めていきます。 会話や話し方が自分との距離を測るバロメーターにもなっているのです。
そしてこの人は安心できる人だとかそうでない人だとかの色分けを自然と行っています。
会話を通して相手に安心感を与えるということは、その人との人間関係を築いていく上でとても大切なことと言えます。

さまざまな人との会話を振り返ってみますと、会話が楽しくない一つに自分を前面に出す話し方をする人との会話があります。人への関心よりも自分のことを話すことに一生懸命の人です。また人を不快にさせる話し方の一つに、人の話をすぐ否定する話し方もあります。あげればきりがないほど会話にマイナスの要素はたくさんあります。 そしてそれらはみな自分が抱えている話し方でもあるのです。

安心感を与える人の話し方は、まずじっくりと聞いてくれる人です。そして自分を前面に出さないで相手に関心を向けていられる人です
こうした話し方を身に付けている人はそうたくさんはいません。
こうした話し方は一つの技術です。常日頃の練習と心がけで作りあげていった人たちです。 私たちはこうした会話の仕方を学ぶという目的や意思を持たずに、惰性での話し方にまかせていますと、うっかりすると自分でもマイナスの話し方をしています。会話は自分を磨くすばらしい場とも言えます。

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心の扉を開ける
カウンセラーやセールストークなどの対話のプロが用いる話し方は専門の書にゆだねることにし、ここでは身近な人が心を閉ざしている場合の対話の仕方について述べてみます。
どんなに親しくても相手が口を閉ざして会話の雰囲気にならない場合があります。 心に悩みを抱えていたり、イヤなことがあった時など親しい人にも心を閉ざすことがあります。子どもが学校から帰って来て、あまり元気がなく、黙って自分の部屋に入ったきりの時など、対処が難しいですね。親は心配で「どうしたの、学校で何かあったの?」と聞いても 「ううん、何でもない」とむしろ自分の心に立ち入らせないのが普通でしょう。また友達という間柄であってもすぐには相談してくれる雰囲気にならない場合が多々ありますでしょう。

相手が心を閉ざしている場合の会話では、「どうしたの?話して」 と心配をむきだしにして話始めないことです。軽い話題を選んで話し始めるべきです。最初から核心に入ってはいけません。
当たり障りのないその日の出来事や最近の出来事を話しながら会話を続けます。そしてこちらの会話は質問を中心にして進めます。
その場合、 相手の答えに対して答えを確実に受け取ったということを相手に伝えます。「そうなの」「そんなことがあったの」とか相づちを確実に打ちます。聞いてくれているのか聞いていないのかわからない印象は避けます。

質問を続けます。そして確実に受け取ります。この繰り返しで次第に 話そうという雰囲気をつくります。その場合、聞き手が自分を押し付けては駄目です。あくまでも相手の自由にゆだねることが大切です。自分の意見や考え方はあまり言うべきではありません。
「それで」「もっと話して」「それから?もっと聞かせて」と言った質問で聞きたい方向へ誘導します。 さらには「あなたの気持はどうだったの?」「あなたの考えは?」「相手の人はどう思ったのか知らね」「で、どうすればいいと思う?」などの質問で核心に入っていきます。
悩みや問題は人の意見ではなかなか解決しません。自ら答えを見つけたり、何もかも心の中を話したりして楽になっていくものです
相手の心の扉を開く話し方とは、聞き方、質問の仕方でもあります。
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ステップ 1〜3

1 心の交流のしかた

2 聞いてあげようという決意

3 基本的な聞き方

ステップ 4〜6

4 アイコンタクト&スマイル

5 プラスαの会話

6 会話の共通項さがし

ステップ 7〜10

7 ことばのモンタージュ

8 気持のいい会話

9 安心感を与える会話

10 心の扉を開ける

日常の話し方T
1 自己開示メッセージ
2 家族なのに話がかみあわない
3 思い込みからの解放
4 もっともイヤな会話の相手
5 心の感性と会話
日常の話し方U
6 人の気持に合わせた話し方
7 自分の弱点を語る
8 評価されたい人の話し方
9 幼児環境による会話の違い
10 心にひびく美しさ
日常の話し方V
11 コミュニケーション力の違い
12 夫婦の会話
13 話下手と思っている人へ
14 会話の仕方で作る人との距離
15 心にもないことを言う・その結果
日常の話し方W
16 モテる話し方
17 会話に大切な奥ゆかしさ
18 話し方はその人のパワーです
19 話し下手だと友達ができない?
20 友が去る会話の仕方 1
日常の話し方X
21 友が去る会話の仕方 2
22 人は会話を通して自分を知る
23 話し方・会話の上達法
24 気をつけたい反問の語調
25 メールに乗った感情
日常の話し方Y
26 男女間の会話
27 すぐカッとなる話し方
28 会話、人間関係への影響
29 会話をこわすのは『私の話』
30 会話で疲れる話し方
日常の話し方Z
31 話し方の修練
32 ほめれば心が開く
34 名前が憶えられない
35 理想的な聞き方
36 下手な謝りかた
母と子の会話1
1 ほめてあげて下さいね!
2 言葉には力がある
3 後片付けは大切ですよ
4 教えは興味の刹那をとらえる
5 子供は親を真似る
6 いい子は幸せにならない
7 子どもをしかる時
8 子供の善を掘り出しましょう
9 子どもそれぞれの個性
母と子の会話2
11 それをしたらいけませんよ
12 ニイルの教育
13 やかましい、静かにしなさい

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