悦びの親と子の話し方

心のかよう話し方

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母 と 子 の 会 話 2

11 それをしたらいけませんよ

12 ニイルの教育

13 やかましい、静かにしなさい

14 幼児とことば1

15 幼児とことば2

16 幼児との会話

17 こわいわねぇ

18 子供をよく叱る親

19 子供との会話で最も大切なこと

20 最もダメな話し方

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西本まことギャラリー より

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11 それをしたらいけませんよ

幼児はまだ自分の心をコントロール出来ませんから自分の思いのままに行動します。云わば本能的に行為をしているわけです。
ですから頭ごなしに「そんなことをしたらいけません」と行為を禁止されると、心はパニックになります。 なぜいけないのか理解できないからです。そして自分では何がよくて、何をしたらダメなのか判断が出来なくて幼い心がつぶれそうに塞がっていきます。

こうして閉塞した心は健全な成長をさまたげ、心や身体によくない変化を起させます。 感情が不安定になったり、チック症状などの形で現われたりします。
幼児への禁止行為はよくよく注意が必要です。禁止させるときには、例え幼児でも理由を分りやすく説いて、ゆっくりと話して聞かせることが大切です

意味するところが伝わらなくても 何んとはなしの母の雰囲気で幼児は納得していきます。
いきなり「それをしたらいけませんよ」と抑圧するのがいけないのです。ましてや「こら!ダメだよ!」ではあまりにもその子が可哀想です。
とてもとてもとっても大切なことです

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12 ニイルの教育

問題の子供を持つ親たちについて困ることは、彼ら自身の心理状態のいかんが、子供の状態に大いに影響するということを、どうしても認めない場合の多いことである。

− A・S・ニイル −

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13 やかましい、静かにしなさい

この心なき言葉が今までいかに多くの子供の心を害してきただろう。子供は生命力にあふれているから、やかましいのは当然である。

「やかましい、静かにしなさい!」
こうした言葉が伸びようとする子供の溌剌さを抑え、生命力を萎縮させます。
抑圧された衝動が子供の成長後いろいろの問題となって現われます。


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14 幼児とことば1

幼児はことばをことばとして理解は出来ないのですが、音の響きとして理解しています。大きな音がすると寝ている幼児がビックリして泣き出したりしますね。たぶん幼児は音を心地良い、心地悪いで受け止めているのだろうと思います。

ことばには言霊ことだまと言われているくらい高度なひびきがあります。たとえ意味がわからないといって怒鳴り声や卑猥なことば、悪口といった悪しきことばは出来る限りさけるべきです。
無意識を形成する最も初期に、 暗く沈みこむような印象を刻印してしまい、性格に影響を与えることになります。

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15 幼児とことば2

幼児に必要な話しかけることばは、幼児に心地良いひびきが大切となります。笑い声、母の幸せな声、家族の楽しい会話、美しい音色などです。

私などは母が音痴だったものですから、未だに音痴です。母の美しい子守唄は最高でしょうが、 もし音痴の人でしたら、歌はカセットにまかせて、美しいひびきの詩を静かに朗読して聞かせるのもいいと思います。
TVは音として聞くと耳障りな雑音です。あまりよくありません。

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16 幼児との会話

幼児との会話は子どもにいろいろなものを認知させるという働きもあります。子どもの認識する範囲を広げることで子どもの成長を促すのも母と子の会話を通してなのです。

人の精神は言葉が増えるに従って豊かに複雑になってくると言われています。 幼児期や子どもの頃に話し相手が少なかったり、母と子の会話が少なかった人は、大人になってからボキャブラリーの少なさ、会話への対応のしかたがうまく出来ないなどの悩みを持つことになりかねません。

子どもの目にふれる物や興味を持ったものには、その都度名前を教えることが大切です。色に興味を示しているときには「これは赤よ」と語りかけ、バスを見ていたら「あれはバスよ」と言葉に出す、これが幼児との会話です。

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17 こわいわねぇ

わが家の息子がまだ幼児のころ、当時さかんに放映されていた霊などの写っていたTV番組を見ながら、祖母が幼い息子に「恐いわねぇ」と話していました。一回や二回じゃぁありません。息子は成長してからも、暗がりは苦手のようで、トイレに行くのにもあちこちの電気を 明々と点けていたものでした。

子どもの前で幽霊やお化けなどのバケ物じみた存在や、凶悪な事件を語ってはなりません。子どもにとってとっても大切なのは、心に何を思い描くかということです。
神様や仏様といった慈愛を思い描くと、子どもの心は大きな安心で落ち着きます。

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18 子供をよく叱る親

子供の頃によくしかられた人が、子供をよく叱る親になりやすいのです。子供の頃の心に印象された姿はその人にずっと影響を与え、その人の人格の傾向を決めます。
その叱り方や言葉までが、自分が子供の頃に叱られたときの親にそっくりなものです。

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19 子供との会話で最も大切なこと

子どもと交わす会話では、子どもが明るく、強く、正しい方向へ成長するような要素を心に印象づける会話が最も大切です

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20 最もダメな話し方

私が今でもとても後悔している取り返しのつかない出来事があります。娘が小学一年生の入学したての頃、学校から帰るなり喜んで「今日ね○○先生と話しをしたんだよ」と担任の先生と話したことを事細かに母に話していたのですが、 娘が先生に語った内容がわが家のプライバシーにかかわっていたので、側で聞いていた私がきつく娘に「なんでそんなことを話すんだ」と怒ったのです。何しろ見栄のかたまりのような私だったものですから。

母をよく怒っている 恐い存在の父のこの言葉は、娘に決定的な影響を与えてしまいました。のびのびと話せなくなってしまったのです。学校での出来事もあまり多くは語りません。
今でも娘に悪いことをしたと慚愧ざんき(反省して深く恥じる)に耐えないのです。



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