充実した人生のために

心のかよう話し方

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日常の話し方 T


1 自己開示メッセージ

2 家族なのに話がかみあわない

3 思い込みからの解放

4 最もイヤな会話の相手

5 心と感性と会話

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自己開示メッセージ
話し方教室の方たちの中には、いつの間にか積極的になったとか、人と交わるのにものおじしなくなったとか、あるいはかってはなにもする気が起こらなかったのに、今は積極的に読み聞かせのボランティアをやれるようになったとか言われる人たちがいます。 自分を変えた人たちですね。変えたと言うよりいつの間にか変わっていたと言ったほうが正しいでしょう。
何が人を変えたんでしょうか。
人前で落ち着いて話が出来るようになった自信も大きな要因でしょう。でもまだ人前で話をするのは自信がないのに、いつの間にか積極的な自分に気がついてる人もいます。
自分が変わる、その本質的な要因は自分を表現する・・・ここにあるように私には見えます。

私たちを取り巻く人たちの中には、自分の気持や思いを躊躇なく語れる人もたくさんいます。でもさまざまな立場や環境、それに性格などで自分をあまり語らない人も見受けられますね。人づき合いで余計な波風を立てたくないという思いであったり、 目立たないように生きるのが当たり前のようになり、自分の心を押さえ込んでいることさえ気がつかなくなっている人もいます。
実は、この自分の気持や考え、思いを表現しないことが、自分の中から積極性を失なわせる重大な原因になっているように思えます

人は表現するように生れついているのです。人は自分を語れば生き生きとしてきます。
今盛んに自己開示メッセージの大切さが言われています。自分の気持や思い、考えを素直に相手に伝える。でも中には自分を強く押し付ける自己主張の強い人もいたりして、なかなか自分を上手に伝えるのはむずかしいですね。
でも傷つくことを恐れないでください。どっちみち人は傷つきながら生きているのですから。
積極的に生きる・・・その秘訣は素直に自分を表現する、自分を出す、ということではないでしょうか。

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家族なのに話がかみあわない
家族どうし仲が良くて会話が楽しい、これが幸せですし理想的な家庭ですね。
でも多くの人がそうでない現実に悩み、悲しんでいるのも事実です。その悩み悲しみは家族という大切な関係であるだけに心に重い課題となっています。
子どもが幼少の頃は会話もはずみ楽しかったのに、いつの頃からか心に距離が出来、会話がはずまない。心の中にはお互いを思いやる愛はあるのに。あるいはその愛すら心の奥深くに閉じ込めてしまっている。

「お母さんやお父さんは私を生まれた時から育ててくれたから私のことは何でもわかってくれるはずだ」「なのにちっとも私の気持なんかわかってくれない」と思っていませんか。
これは思い込みに過ぎないのではないでしょうか。 本来、人はそれぞれ違った個性と感性を持ち、例え家族と言えども似て非なる人間だということをよく理解することが大切だと思います。
もし家族がほとんど同じ個性や感性で同じような考え方をしていたら、他の人との交流はいっそう難しいものになるでしょう。 他の人の中に自分といっそう相性の合う人がいるから結婚が成立し、親友が出来ると思いませんか。ですから家族と言えども人は本来違う存在として創られているように思います。

よくよく見てみますと、母と娘、父と息子といった最も近い存在でありながら、その感性や個性それにコミュニケーションの能力などには不思議なほどの違いを感じます。
片方は文学や心の問題に興味を持ち、人づき合いは苦手であったりしているのに、片方は深みのない雑談に楽しみを見いだし人との交流が得手であったり、お互い「なぜあんな人なの」と理解し難く思うこともあります。
やっかいなのは子どもがまだ純粋な成長の過程にあるとき、親が正しくない考え方や観方で子どもに接することです。見栄や世間体にとらわれて、その立場から子どもに対応していると知らず知らずに子どもを傷つけ追い詰めています。もちろん子どもは同じように傷つくわけではありません。兄弟姉妹でも違います。
人の心に敏感なすぐれた感性を持った子どもがいっそう傷つきますが、不幸なのは傷ついてふさぎこんでいる子がダメな子で、心の不純に鈍感な子が普通にいい子に思われてしまうことのような気がします。

親と子で心の感性に大きな隔たりがあるときが一番やっかいかも知れません。お互いなかなか分かり合えないからです。完全に理解し合うことは無理でしょう。
ここにこそ生きていく難しさと価値があると思いませんか。こうして与えられた環境が自分を磨き、高めてくれると積極的にとらえることが一番の解決法ではないでしょうか。

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思い込みからの解放
私たちの話し方は、かなり自分の思い込みに左右されています。
特に近年日本人の話し方などで相手の国の人が受け取る解釈の違いが取りざたされています。例えば日本人ははっきり断る意思表示をあまりしないで「考慮しておきます」という返答をよくします。 これなども「その場ではっきり断るのは相手に失礼だ」という思い込みからくる習慣的な話し方によるものです。
私たちはこうした習慣的に当たり前ととらえている話し方について考え直してみる必要があります。

私たちは人間関係を良くしていくためには、自分の主張は控えめにした方がいいと思っている面があります。確かにどんな場合でも自分を主張すればいいというものでもないのですが、いつも人への気遣いから自分を抑へ、人の意見や気持に合わせた話し方が習慣的になっている人がいます。
こうした話し方は、その場は一見うまくいっているように見えますが、本人にはストレスが残りますし、そうしたつき合いは疲れます。長期的に正しい人間関係は築けません。

こうした思い込みから自分を解放することが大切です。自分が習慣的に正しいと思っている話し方で自分の 人生を歪めてしまいかねません。
これは一つの例ですが案外自分の思い込みによるマイナスはみんな抱えているのかも知れません。
「私は人前での話しは苦手だ」と思っている人が結構うまかったりするのです。その人が欠点だと思い込んでいることが、案外かくれた長所であったりすることもあります

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最もイヤな会話の相手
会話をする相手によって、楽しくいつまでもおしゃべりをしていたい人と、上っ面の会話のやりとりだけなのに、妙に落ち着けない相手などさまざまあります。
そして別れたあと、快、不快の感じが残り、誰しも相手への評価を下しています。
会話や話し方が下手で、苦手な人だから、その人への評価が悪いかというとそうでもありません。
人づき合いが下手で苦手な人は、自分はみんなから評価されていない、むしろ嫌がられていると思いこみがちですが、意外とそういうものでもありません。
人は結構そういう人をフォローしたがっているものなのです。

むしろ、よくしゃべり、「私はァ」と自分を強く出す人にこそ嫌悪を感じています。ただそういう人には正面きって嫌な感じは見せません。上手に調子を合わせているのが正直なところです。
そうした嫌な人の中で最も嫌な会話の相手は人を見下す人です
言葉は普通であったり、ていねいなもの言いであったりするのですが、何しろ相手を心の中で見下している人がいるのです。
こういう人と会話をしていますと、言葉がチクチクつきささります。 何しろ見下されているのですから。そして別れたあとにイヤーな感じと疲れが残ります。
なお悪いことに、そうした不快な感情をもらいますと、そのあとの過ごす時間に尾を引きます。そしてごく親しい人に、そのイヤな感情を知らず知らずぶつけます。
悪循環です。全くもってイヤな人です。
そういう人はたいした人ではありません。小者です。自分の姿に気づくほど上等の人ではありません。
そういう人からは早々に逃げるのが一番です。

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心と感性と会話
会話をしている人たちを見ていますと皆おなじように見えますが、実は同じように見えているだけで大変な違いがあります。大きく別けますと心の交流をしている人たちと、表面的な会話しかしていない人たちの違いです。
誰しも表面的な会話しかしない時はありますが、中には会話というのはそんなものだと思っている人たちがいます。どこそこのお店の○○はおいしかったとか、人のうわさ話とかしか話題がない人たちです。話題がないというよりそういう話題にしか興味がないのです。

心の交流が出来る人たちは、悩みや、心の問題などの内面的な話題をしたりもしますが、心の交流の出来ない人たちにそんな話をしても、表面的にはうなずいたり、相づちをうったりはしますが、「この人はなぜこんなつまらない話をするんだろう」くらいにしか受け取っていません。時には「あなたは神経症よ」ですまされます。

これはコミュニケーションの能力の違いからきます。コミュニケーション能力の低い人は、人との心の交流をする能力が低い人でもありますから、人の感情や考え方などを理解する力があまりありません。そのくせ自分の感情や考えは強く主張します。心を通いあわす能力が低いと相手への思いやりが出てこないからです。
こういう人たち同士は結構表面的な話題で盛り上がります。ウマが合うのです。

もう一つ会話や話し方にとって大切な要素に、心の感性があると言われています。
人の心を感じ取る能力と言ったがいいのかも知れません。会話を通して自分の言ったことばに相手がどう反応しているかを感じ取る力です。 相手が傷ついたとか、とっても喜んでくれたとかを心に感じ取ることも会話や話し方ではとても大切です。こうした感性も人と人が心の交流をして身についていくものです。ですから心の通い合う会話が出来ない人には、人の心を感じ取る感性もあまりありません。ですからいきおい一方的な話し方をしたり、独りよがりの結論を出したりします。

私たちが会話をしたり、人づき合いをするときには、こうしたコミュニケーションの能力や心の感性の違いを知っておく必要があります。でないと理解できない不愉快さを体験したりすることになります。
ついでですがこうした文章を読む人や興味を持つ人は、コミュニケーションの能力も心の感性もまちがいなく高い人です。
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ステップ 1〜3

1 心の交流のしかた

2 聞いてあげようという決意

3 基本的な聞き方

ステップ 4〜6

4 アイコンタクト&スマイル

5 プラスαの会話

6 会話の共通項さがし

ステップ 7〜10

7 ことばのモンタージュ

8 気持のいい会話

9 安心感を与える会話

10 心の扉を開ける

日常の話し方T
1 自己開示メッセージ
2 家族なのに話がかみあわない
3 思い込みからの解放
4 もっともイヤな会話の相手
5 心の感性と会話
日常の話し方U
6 人の気持に合わせた話し方
7 自分の弱点を語る
8 評価されたい人の話し方
9 幼児環境による会話の違い
10 心にひびく美しさ
日常の話し方V
11 コミュニケーション力の違い
12 夫婦の会話
13 話下手と思っている人へ
14 会話の仕方で作る人との距離
15 心にもないことを言う・その結果
日常の話し方W
16 モテる話し方
17 会話に大切な奥ゆかしさ
18 話し方はその人のパワーです
19 話し下手だと友達ができない?
20 友が去る会話の仕方 1
日常の話し方X
21 友が去る会話の仕方 2
22 人は会話を通して自分を知る
23 話し方・会話の上達法
24 気をつけたい反問の語調
25 メールに乗った感情
日常の話し方Y
26 男女間の会話
27 すぐカッとなる話し方
28 会話、人間関係への影響
29 会話をこわすのは『私の話』
30 会話で疲れる話し方
日常の話し方Z
31 話し方の修練
32 ほめれば心が開く
34 名前が憶えられない
35 理想的な聞き方
36 下手な謝りかた
母と子の会話1
1 ほめてあげて下さいね!
2 言葉には力がある
3 後片付けは大切ですよ
4 教えは興味の刹那をとらえる
5 子供は親を真似る
6 いい子は幸せにならない
7 子どもをしかる時
8 子供の善を掘り出しましょう
9 子どもそれぞれの個性
母と子の会話2
11 それをしたらいけませんよ
12 ニイルの教育
13 やかましい、静かにしなさい



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