充実した人生のために

心のかよう話し方

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日常の話し方 X


21 友が去る話し方 2

22 人は会話を通して自分を知る

23 話し方・会話の上達法

24 気をつけたい反問の語調

25 メールに乗った感情

26 男女間の会話

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21友が去る話し方 2
10代の人の悩みで比較的に多いのは、仲の良かった友達が自分から去って行ったという問題があります。原因がはっきりしていればまだしも、自分には思い当たる節が無い場合悩みも深刻です。
こうした悩みを抱える人は、友人の多い人より 比較的に人づき合いの苦手な人に多いのではないかと推察します。また中学生の年代に一番多い悩みではないかと思います。中学生時代は、それまでの遊び友達の時代から親友が作られていく成長期になり、友人の存在が最も大きく影響を与える時期でもあるからです。

中学生に限らずこうした悩みは大人の世代にもあります。原因が思い当たらないのに友人が自分から去っていくという問題には、「友人はこの人でなければ」という強い思いが原因である場合があります。
友達作りが苦手な人や、あるいは集団の中での孤立を恐れる人は、仲良くなった人への 心の寄りかかりや執着心が強くなります。実はこの執着心がくせものなのです。
ひどい場合は、同性であっても自分と親しい友人が他の人と親しく話をしていると嫉妬したりします。友人を失いたくない思いから、自分の専有にしておきたい心が働くからです。
友達だからと専有するような気持でつきあいますと、その人はなんとなく自由を束縛されたようで、窮屈な感じを受けます。これは心で縛る行為だからです。人は束縛をもっとも嫌います。束縛されているという自覚はなくともなんとなく逃げ出したくなるのです。

人はそれぞれ大勢の中で暮らしています。あなたのためだけに友人はいるのじゃありません。その人はその人として自分らしく生きています。
「仲良くしたい」ということと「相手を自分の専有にする」ということは違います。自分では気がつかなくても、話し方や会話の節々にその執着心は現われます。
人と人との間には適度の距離が必要です。今、そうした人がいる場合、自己中心的な思いを捨てる学びと自己訓練の場ととらえてみて下さい。

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22人は会話を通して自分を知る
人は自分自身では自分を客観的に捕らえることは出来ません。人との交流の中から自分を把握していきます。
幼い頃自分の姿は白紙です。親兄弟に育てられていく中で次第に自分の輪郭をとらえていきます。さらに成長するにつれて周りの大人や先生などの自分に向けて語られる言葉から自分像を把握していきます。

人は人とのコミュニケーションを通さない限り自分を把握することは出来ません
そのため周りの大人の不誠実やうかつな言葉で要らぬコンプレックスを作り、その人の人間像をゆがめてしまったりします。そうした点でも幼児から成長期にかけての会話や話し方はとても大切です。
「この子は鼻ぺちゃだな」といった言葉一つが その子の心に与えるダメージを考えてみて下さい。

話しが苦手、会話が苦手といって話し方教室へ来る人の中には、あきらかに幼い頃の抑圧が原因になっていると思われる場合が多々あります。
「あなたの話し方は変ね」とか「どうしてそんな話し方をするの」といった子どもへの語りかけはとても危険です。子どもは 「自分は話しが下手なんだ」と思い込んでしまい、話すことに抑圧をかけます。

よく話せる人でも自己中心的な性格ですと、人と会話をしていても心が通い合いません。会話を通して人の気持や思い考えが素直に入ってこないからです。
こういう人もなかなか自分を客観的にとらえることが出来ません。 そのため一人よがりの解釈をしたり、一方的な考えを押し付けたりします。
会話といってもさまざまです。お互いの思い、考え、気持が通う合う会話がとても大切な所以です。

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23話し方・会話の上達法
「私はおしゃべりが苦手だ」「どう話しをまとめていいかわからない」「発表がうまく出来ない」といったような話し方の苦手意識をもった人は結構います。
これは自己限定の姿なのです。自分のそうした思い込みで、人として生まれ持っている話す能力を押さえ込んでいます。
大切なのは普段の思いを「私だってうまく話せるはずだ」という発展的、肯定的な方向に切り替えることです。自己限定するから努力する気も萎えてくるのです。

話すことは自分の思い考えを伝えることですから、自分なりの思いや考えがあれば話すことが出来るはずです。 ただ頭の中にそれらの思いや考えがうまくまとめられていないから、スムースに言葉となって出てこないのです。

自分の言いたいことをまとめる練習に、紙にメモることが大変役立ちます。まず思いつくままに、箇条書きにメモっていきます。どんどん書いていきます。書くことは 自分の考えを出すことですし、まとめることですから、そうやっているうちに「私は何を言いたいのか」をつかんできます。

人との会話なり人前での話し方なりは「私は何を言いたいのか」をはっきりつかんでいるかどうかが決め手です。何事も訓練です。人知れず、毎日少しづつの訓練が いつの間にか自分を変えていきます。そのうちうまく会話や話し方が出来たらしめたものです。
話し方の能力にしろ、会話力にしろ自分には無いのではなくて、内に眠っているだけなのです。能力は内から引き出されます。

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24気をつけたい反問の語調
人間関係のトラブルにしても、夫婦のいさかいにしてもそのきっかけは、相手のものの言い方によるところが多いものです。
とくに反問するときのするどい語調が一番相手の感情を逆なでします。反問するときの語調は、どちらかというと相手を咎めるようなイライラしたニュアンスが出るものなのです。 その語調に触発されて、相手は感情をイライラさせ「なんだ!その言い方は」といさかいが始まります。

また話の相手を苛立たせる話し方の一つに語尾をはっきり言わない言い方があります。「あります」と言うのに「ありま」だけで語尾が不明瞭な言い方です。「あります」だか「ありません」だかよくわかりませんので、 相手はジレて「はァッ」と咎めるような反問をすることになります。
語尾がはっきりしない言い方はクセですので、意識して直す必要があります。クセで人間関係に損をしているという自覚があれば、直す努力が出来ます。

反問の仕方にしても、自分の語調に気がついていないから、そのまま自分の間違いに気がつかないのです。 誰か親しい人との会話中に、相手の反応に違和感を感じたら「私の言い方ってきつい?」と素直に聞いてみるといいですね。
感情は短い言葉にすばやく込められ、心をごまかし無く映し出します。人間関係を左右する盲点です。そういう点で反問の語調はもっとも気をつける話し方と言えます。

声は心です。澄んだひびきで相手をやさしく包むような語調の声を目指したいですね。

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25メールに乗った感情
携帯電話やメールは、すでに会話の一部になったと言えますね。私のような年配でもやり取りは携帯のメールやパソコンのメールがほとんどです。
このメールは大変便利で便箋に文章を手書きするのはおっくうになります。でもこのメールには人間関係を危うくする危険がひそんでいます。
以前、ある方から夜おそくメールが来たのですが、それは私を責める内容でした。それを読んだ私はひどく腹が立ったものでした。結果、それをきっかけとしてその人との大切な関係はこわれてしまいました。
誰にでも起こりうることですが、ここにメールならではの問題がひそんでいます。

人が書く文章には必ず書いているときのその人の感情が入ります。感情が文章に乗るんです。どこといって指摘できるものではないのですが、その人の書いた文章はその人そのものなのです。
穏やかなやさしい気持のときに書いた文章と、はげしい感情を持ちながら書いたときの文章の人に与える影響は大変な違いです。
文章には書いた時の心の波動が乗っかります。

かっての手紙ですと書こうと思ってから書き出すまでには時間的なゆとりがありました。時には翌日あるいはそれ以降に書くこともしばしばでした。
「腹が立つから一筆書いてやろう」と思っても書きたいと思ったときの感情は間をおいている内におだやかになってきますし、「ここまで書かなくてもいいか」と理性も働きますので内容はトーンを落としてきます。

メールは感情が興奮した時に、すぐ書き出すことも簡単にできますから、容赦ない文が間髪を入れずに相手に伝わります。送ったあと訂正したいと思ってももう取り返しがつきません
感情をむきだしにしてメールを送った本人は「あーすっきりした」と抑圧感情の解放になっていいのかも知れませんが、受け取った方は相手の感情をもろに受け、同じように感情を波立たせたり、傷ついたりします。
結局一時の感情で相手を敵にまわしたり、仲たがいしたりしかねません。
そこのところをよくよく理解してメール生活を送ることが大切ではないでしょうか。

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26男女間の会話
ここでは親しい間柄の男女、恋人とか夫婦間の会話について述べてみます。親しい男女間で肉体的関係を持つと、二人の間には深い関わりが出来、人間関係が堅固なものになったと思いがちですが、決してそうではありません。
心の結びつきが出来てこそ確固とした間柄になります。 心の結びつきが出来上がるのはそう容易ではありません。結婚生活を何年も経ていながら、いまだにあの人が何を考えているのかわからないという夫婦もいます。また心がはなればなれになり、ほとんど会話のない夫婦だってあります。

会話があるから二人の間は安心できる間柄とも一概に言えません。 確かに頻繁に会話を交わせられれば比較的に親密な関係とは言えますが、恋人として、夫婦として深い繋がりを持つためには、どうしてもお互いに心を開く間柄になる必要があります。
心を開いた時に心の交流が始まります。恋人や夫婦ともなると、その心の交流の深さが大切です。心の奥深くの傷ついている部分、 自分の弱点の部分までさらけだせる覚悟が必要です。二人の間に横たわる心の壁を乗り越え、相手のありのままを受け入れることが出来なければ、本当の確固たる関係にはなりません。「こんな自分を見せたら相手は私から離れるかも知れない」と心のどこかに構えがあると、二人の間には無理が生じます。

その人の欠点として現われている、その人の人生で体験してきたところのマイナスの部分をも理解し、受け入れることが出来れば二人は深い絆で結ばれます
それにはありのままの自分を語り、良きにつけ悪しきことにつけ素直な自分の気持を伝える会話がとても大切です。
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ステップ 1〜3

1 心の交流のしかた

2 聞いてあげようという決意

3 基本的な聞き方

ステップ 4〜6

4 アイコンタクト&スマイル

5 プラスαの会話

6 会話の共通項さがし

ステップ 7〜10

7 ことばのモンタージュ

8 気持のいい会話

9 安心感を与える会話

10 心の扉を開ける

日常の話し方T
1 自己開示メッセージ
2 家族なのに話がかみあわない
3 思い込みからの解放
4 もっともイヤな会話の相手
5 心の感性と会話
日常の話し方U
6 人の気持に合わせた話し方
7 自分の弱点を語る
8 評価されたい人の話し方
9 幼児環境による会話の違い
10 心にひびく美しさ
日常の話し方V
11 コミュニケーション力の違い
12 夫婦の会話
13 話下手と思っている人へ
14 会話の仕方で作る人との距離
15 心にもないことを言う・その結果
日常の話し方W
16 モテる話し方
17 会話に大切な奥ゆかしさ
18 話し方はその人のパワーです
19 話し下手だと友達ができない?
20 友が去る会話の仕方 1
日常の話し方X
21 友が去る会話の仕方 2
22 人は会話を通して自分を知る
23 話し方・会話の上達法
24 気をつけたい反問の語調
25 メールに乗った感情
日常の話し方Y
26 男女間の会話
27 すぐカッとなる話し方
28 会話、人間関係への影響
29 会話をこわすのは『私の話』
30 会話で疲れる話し方
日常の話し方Z
31 話し方の修練
32 ほめれば心が開く
34 名前が憶えられない
35 理想的な聞き方
36 下手な謝りかた
母と子の会話1
1 ほめてあげて下さいね!
2 言葉には力がある
3 後片付けは大切ですよ
4 教えは興味の刹那をとらえる
5 子供は親を真似る
6 いい子は幸せにならない
7 子どもをしかる時
8 子供の善を掘り出しましょう
9 子どもそれぞれの個性
母と子の会話2
11 それをしたらいけませんよ
12 ニイルの教育
13 やかましい、静かにしなさい



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